福島大学寄附講座「財務諸表監査論」集中講義

後進育成委員会委員 高橋 和孝

  令和3年9月6日から令和3年9月10日の5日間、福島県福島市所在の国立大学法人福島大学にて日本公認会計士協会東北会寄付講座による「財務諸表監査論」の集中講義を実施しました。本講義は、現役の公認会計士がどのように企業の財務諸表監査を実施しているかについて学習することにより、福島大学経済経営学類の学生達が財務諸表監査の必要性と重要性を認識し、監査の基本的な考え方を理解して貰うとともに、講義を通して公認会計士の業務に興味を持って貰い、会計専門家を1人でも多く養成することをねらいとして平成25年から毎年実施しています。

  本年は22名の学生が「財務諸表監査論」の講義を履修しました。講義当日は、福島県会所属の須賀俊一会員、小山暢会員、鈴木康将会員、郡司拓也会員、高橋和孝会員の5名が、それぞれ1コマ1時間30分の講義を1日に3コマ実施し、5日間の合計で15コマの講義を実施しました。1日目は「公認会計士の業務と監査制度の概要」、2日目は「監査契約の締結、監査計画の立案、リスクアプローチ、リスク評価手続」3日目は「内部統制の運用評価手続、実証手続、アサーション、監査技術、試査、監査調書の作成」4日目は「監査現場での実際の手続きの説明」5日目は「監査の総括、審査、監査報告書、監査意見の形成、追記情報、継続企業の前提、監査の失敗」をメインテーマに据えつつ、各講師の実体験を踏まえて講義を実施しました。

  休み時間に公認会計士試験の概要や合格後の働き方の多様性について個別に質問に来る学生もおり、例年になく関心の高い学生が多かったように感じられました。質問に来た学生の中には公認会計士試験に合格すべく勉強中の学生もおり、実際に公認会計士の話を聞くことでその魅力を再確認し合格へ決意を新たにしたようでした。

  今回講義を履修した学生の中から将来公認会計士として活躍する仲間が出ることを願いつつレポートを終了したいと思います。最後に新型コロナウイルス感染拡大に対する様々な対策を講じた上で講義の実現のために尽力頂いた関係者各位にこの場を借りて御礼申し上げます

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