編集後記

庄司 和友

  間もなく夏が始まろうとしていますが、東京オリンピックの延期をはじめ、今年はコロナウイルスにより様々な影響を受けてしまったことと思います。

  当編集後記を執筆している2020年6月末現在、ほぼ毎日、全国で90名前後、宮城県でも1人と、コロナウイルスの感染者が確認されており、当影響はまだまだ続くことが予想されます。このような状況下では、他者との接触を避けることが感染防止のために有効な手段であり、世間では在宅ワークが注目されました。

  私自身、当期の会計監査業務において、在宅ワークを経験しました。当初は、資料の確認や会社の担当者へのヒアリング、監査チーム内でのコミュニケーション等、現場往査ができないがゆえの仕事の進めにくさを感じていました。

  しかしながら、資料の確認はpdfで行う、会社の担当者へのヒアリングは監査期間中現場へ往査できる日を設け、まとめてヒアリングをする、監査チーム内でのコミュニケーションは始業前と終業直前にオンラインミーティングを行い、不明点を解消する、といった様々な工夫により、往査を行わなくとも監査品質を落とすことなく、さらに、在宅ワークと現場往査の切り替えで仕事にメリハリがつき、効率よく業務を行うことができました。

  厚生労働省より「新しい生活様式」が公表されています。コロナウイルスの影響が軽微になったから前の働き方に戻るのではなく、コロナ禍で発案された新しい働き方を会計監査業務にも取り入れて続けていくことが重要ではないかと思います。

以上

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