祝辞 地域会定期総会 協会会長挨拶

協会会長 関根 愛子

  本日は、日本公認会計士協会東北会の第53回定期総会の開催、誠におめでとうございます。開催に当たり、協会会長としてご挨拶申し上げます。

  日頃は私共の会務運営にご理解、ご協力賜り、厚く御礼申し上げます。

  今回の総会は、3年に一度の役員交代の時期に当たり、各地域会では、総会終了と共に現役員の方々が退任され、新役員の方々が就任されます。私を含め、本部の役員も7月22日の定期総会をもって3年間の任期満了で退任となります。地域での取組が重要になる中、この3年間、様々なことに対応できたのも、尾形会長をはじめとした全国16の地域会会長の皆様、そして、東北会の会員の皆様をはじめとした全国の会員の皆様の支えがあったからこそと感謝しております。

  2016年7月に協会会長に就任した際には、多くの課題を認識し、「公認会計士監査の信頼回復と向上」「社会で貢献し活躍するための環境作り」「国際性・多様性を担える人材の確保と公認会計士の魅力向上」の3つの柱とそれを支えるプラットフォームである「組織・財政基盤」に施策を分類し、就任直後に各地域会等にお伺いして会員の皆様に説明し、意見交換をさせて頂きました。そうした経験を踏まえ、これらの施策を行っていく上では、全国各地域の会員の皆様はもちろんのこと、私共を取り巻く様々なステークホルダーの皆様とのコミュニケーション、情報発信に力を入れ、頂いた意見を取り入れて改善を行っていくことの重要性を強く感じるようになり、情報発信ということにも力を入れさせていただきました。

  これらにはまだ道半ばのこともありますが、任期において区切りをつけることができるものについてはしっかりと区切りをつけ、中長期的に検討を実施することが必要なものについても、論点を整理し、方向性を示した上で次期に引き継げるようにしたいと考えています。

  加えて、未来に向けた取組として、昨年、公認会計士制度創設70周年を迎えた節目を契機として、持続可能な社会の実現が国民経済の発展の基盤となることを念頭に置き、特別委員会「持続可能な社会構築における協会の課題・取組検討委員会」を設置しました。この特別委員会では、SDGsに掲げられた目標・ターゲットや日本における社会的課題を理解した上で、協会及び公認会計士と社会との関わり方や社会的課題の解決に貢献するための課題及び取組の方向性を検討し、中間報告を取りまとめました。こちらについても、皆様のご意見を頂きながら、協会及び公認会計士が社会的課題に対し、どのように貢献していくことができるのか具体的に検討していく予定です。

  社会的課題の解決に貢献していくという点では、地域会の活動も一層重要となってくると考えています。例えば、人口減少・少子高齢化は地域経済に大きな影響を及ぼします。こうした課題そのものは、それを改善していく努力はもちろん必要ですが、同時に、そうした状況を踏まえて専門家としてどのように社会に貢献できるかを考えていくことが重要であり、公認会計士の知見を活かすことができる場はまだまだたくさんあると考えています。そしてこうした貢献を行おうとする公認会計士を適切に支援するためには、各地域会が中心となり、地域の特性や会員のニーズに合ったきめ細かい施策を実施することが不可欠です。また、協会の様々な施策は、実施すれば終わりではありません。実施した施策の効果を検証し、更なる改善に努めていくことが重要です。

  私自身、会長に就任してから、各地域会で頂いた多くの貴重なご意見の中には、本部の視点では気づかないものもあり、大変有意義なものとなりました。今後も貴重なご意見を是非とも本部に届けていただき、新たな体制となっても引き続きご支援いただければと考えております。

  最後になりますが、日本公認会計士協会東北会の益々のご発展と会員の皆様のご活躍、ご健勝を祈念いたしまして、簡単ではございますがご挨拶とさせていただきます。3年間ありがとうございました。


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