ハロー!会計in横手睦合小学校(平成31年1月29日)

広報及び業務充実委員会委員長  古 川 直 磨 

  1. 対象:横手市立睦合小学校 5・6年
  2. 日時:平成31年1月29日(火) 10:30~11:15
  3. 場所:横手市立睦合小学校
  4. 出席者
      睦合小学校:清水 勉先生 (校長)
            高橋雅樹先生 (担任)
            近藤謙児先生 (担任)
            佐野昌子先生 (担任)
      東北会
       古川直磨、 菊地 伸、 大泉雄一
  5. 参加者人数:29名×1コマ=29名
            (5・6年生の合同授業)
  6. ハロー!会計の内容
     最近は中学校でのハロー!会計が続いていたので、 小学校でハロー!会計を開催するのは久しぶりのような気がしていた。 私の記憶では、 最後に小学校で開催したのは、 当時の熊谷委員長の下、 訪問した岩手の衣川に行ったときのように記憶していたが、 確認してみると実は衣川中学校であり、 小学校で開催するのは今回が初めてであった。
     今回開催することができたのは、 委員の菊地伸先生の出身が秋田であり、 かつ、 叔父さんが小学校の校長先生だということで、 1年程前からコンタクトを取ってもらっており、 それが今回、 花開いたという恰好である。 小学校・中学校は、 1年間の授業スケジュールが前年に確定することが多いようで、 ハロー!会計の開催をお願いしても、 授業スケジュール上、 受け入れて頂けないことが非常に多い。 この点からしても、 菊地先生には本当に感謝する次第である。
     さて、 授業のテーマは、 たこ焼き、 である。 担任の先生にプレゼントをするため、 地域のお祭りにたこ焼きの屋台を出店して、 プレゼント資金を作りましょう、 というものである。 児童の皆さんに考えてもらうポイントとしては、 ①たこ焼きの屋台を出店するのに必要なもの、 ②たこ焼き1皿をつくるのに、 いくらかかるか、 ③1皿あたり300円として、 1皿売れるといくらの儲けになるか、 ④屋台のレンタルなどのいわゆる固定費を考えると、 ネクタイ (10,000円) を買うために何皿売らなければならないか、 の4点である。
     まずは、 ①たこ焼きの屋台を出店するのに必要なもの、 であるが、 たこ焼きそのものを作るのに必要な材料はみんなからポンポンあげられた。 タコ!小麦粉!ソース!などなど。 ただ、 屋台セットを調達してこないとない、 というのは盲点であったようである。
     続いて、 ②たこ焼き1皿をつくるのに、 いくらかかるか、 である。 これは、 こちらから1皿あたりの標準的な分量や材料ごとの標準的な価格が掲載された計算シートを提示しているので、 これを計算してもらうだけである。
    計算してもらうだけ、 と言っても、 児童一人ひとりは、 計算しながら 「え!たこ焼き1皿に使う卵の量って、 1/4 個なの?少な! (笑)」 「え、 なになに、 1/4 個って、 電卓でどうやって計算するの???」 と、 とても楽しそうに計算していた。
     そして、 ③1皿あたり300円として、 1皿売れるといくらの儲けになるか、 に進む。 ②で計算した1皿あたりの原価 (直接原価) は50円になるので、 1皿売れるごとに250円の儲けになる。 児童からは、 「たこ焼き屋さんってぼったくりじゃん!!!」 という声が多数上がり、 教室は大盛り上がり。 たこ焼き屋さんって、 こんなに儲かるんだ・・・、 淡い期待を抱いた児童も多かったであろう・・・。
     その淡い期待が打ち砕かれるのが、 ④屋台のレンタルなどのいわゆる固定費を考えると、 ネクタイ (10,000円) を買うために何皿売らなければならないか、 である。 そう、 固定費の登場である。 授業の設定上、 固定費は屋台のレンタル代金とチラシ作成の計50,000円。 さっきまでの設定では、 1皿だけ売れても利益が出ていたのに、 固定費が登場すると100皿売ってもマイナス。 200皿売って、 やっと損益トントン。 そして、 先生へのプレゼントを買うために必要な10,000円の利益を出すためには、 240皿売らなければならない。 児童の皆さんは、 自分の手で計算して、 比較して、 1皿あたり250円の利益はぼったくり価格じゃなかった、 ということを実感していたように感じられた。
     授業が始まる前に校長先生と挨拶をさせて頂いた際に、 「いつも会っている人には打ち解けているんだけど、 初めての人には固くなってしまうかもなぁ。」 と言われていたため、 少し不安であった。 が、 授業が始まると活発で、 こちらの質問には皆が元気よく挙手をしてくれて、 選ぶのに一苦労な程であった。 秋田県は人口減少が日本でトップクラスに進んでいる県であり、 睦合小学校のある地域でも、 3年後には睦合小学校を含めて4つある小学校が1つに統合される、 とのことであった。 そんな中にあって、 こんなにも活発な児童と会うことができ、 目の前に広がるのは、 暗い未来だけではないなと、 そう感じた今回のハロー!会計であった。
    【旅行記】
     広報って大変そう、 そう思っている会員が多いだろうと思う。 そう、 広報は大変である。 しかし、 役得もある。 その役得がこのハロー!会計である。 訪問メンバーは全員が仙台であり、 授業開始が10時半スタートの3時間目。 そして、 雪深い横手。 そう、 前泊コースである。 泊りは横手駅のすぐ近くにある 「横手温泉 ホテルプラザ迎賓」。 雪を見ながら露天風呂に入り、 しっかりあったまったところで、 美味い酒に美味い飯、 である。 仕事での出張ではない高揚感もあり、 ちょっとした旅行気分。 そして、 なんと言っても子ども達の笑顔に会える。 この役得を羨ましく思う会員の皆様、 是非、 広報委員会にいらしてください。 来るもの拒みません。
  7. 反省事項等
     アンケートを依頼するのを失念してしまった。
  8. 次年度開催の必要性
     会計に対する知識はどのような職業に就くとしても必須の知識であるため、 早い時期から触れる機会を提供するハロー!会計の実施は必須と考える。 ハロー!会計は何といっても開催場所の確保が課題である。 委員会だけでは対応しきれず、 むしろ、 東北会執行部、 ひいては日本公認会計士協会として、 ハロー!会計というコンテンツを小中学校向けに提供する用意がある旨、 大いにPRして頂きたい。 特に、 ハロー!会計の実施が必須だと考えるのであれば、 なおさらである。
  9. 備 考
     参加者に対して、 協会のハロー!会計のグッズをプレゼントした。
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