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 東北CPAニュース

エクスカーション 高畠・米沢観光に寄せて(2018年9月8日)

山形県会 塩田 元
 

 9月8日JICPA東北会のエクスカーション。あいにくの雨も残暑厳しい山形の9月には心地よい。紅葉を控えた上山の濃緑に見送られ一行は東洋のアルカディアとも称された県南置賜地方へ。

 まず向かったのは、代表銘柄「まほろばの貴婦人」で有名な高畠ワイナリー。見学の後、試飲をし、各々お気に入りの一本を購入。私も予算いっぱいで赤ワインを吟味した。今日の晩酌が楽しみである。

 次に訪れたのは上杉家歴代当主墓所の上杉家御廟所である。思いがけず、総合学習実践中の地元中学生ガイドの案内を受けた。廟所の中には、「為せば成る…」で有名な上杉鷹山の廟もあるのだが、中学生ガイドによれば、鷹山公は藩主在任期間の50年ほどの間に、20万両(現代の通貨に換算して約150~200億円)の借財のほとんどを返済したのだという。

 これについては、この後訪れる伝国の杜上杉博物館にて詳細が分かった。鷹山公が藩主についた4年目に初めて藩の収支記録を作成させたのだという。鷹山公の財政再建と言えば、倹約と産業開発が有名であるが、その陰にはやはり帳簿があったということなのだろう。物事の基本は過去も現代も変わらないものと諭された気になるとともに、かの偉業への畏敬の念が湧いてくるのであった。

 御廟所を後にしたバスは、上杉神社へ。この一帯は上杉家に縁のある歴史・文化施設が集まった公園になっており、米沢市の中心的観光スポットである。例えば、神社に隣接する稽照殿には様々な宝物が収められており、NHK大河ドラマ「天地人」の題材とされた直江兼続の甲冑も見ることができる。兜の前面に「愛」の文字が型取られた珍しい甲冑である。また、先の上杉博物館では国宝洛中洛外図屏風を見ることができる。

 これらを見学した後、公園に隣接する上杉城史苑にて昼食をとった。米沢牛を堪能し、一同会話も一層弾んでいる様子である。

 昼食後は、上杉家に纏わる貴重な甲冑や火縄銃を多数見ることができる宮坂考古館を見学し、最後に、今年オープンしたばかりの道の駅米沢でお土産を購入した。

 このエクスカーションという機会に改めて自県に目を向けると、新たな発見に新鮮な面白さを感じた。道中、会員の親睦も深めることができ、大変有意義な時間であった。

 最後に、遠方からお越しくださった関根会長始め来賓、会員の方々ありがとうございました。またの来県をお待ちしております。

以上


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