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 東北CPAニュース

交流会会務報告・記念講演会

山形県会 浅野 和宏

 まだまだ残暑の厳しい9月7日(金)、わが山形県会主幹のもと、日本公認会計士協会東北会第53事業年度臨時総会が開催されました。全国的にも名を馳せる山形の有名旅館、プロが選ぶ日本のホテル旅館100選において40年以上にわたってトップ10の偉業を成し遂げているという「日本の宿 古窯」を会場に行われました。本臨時総会の開催にあたっては、当県会長の髙嶋先生を中心に県会員一丸となって、一年前から幾度にもわたる(?)話し合いの場を設け、入念な準備を進めてまいりました。ご参加くださいました東北会会員の先生方が、山形の魅力を十分に感じ取っていただき、有意義な一日となったことを願うばかりです。

 臨時総会は、総会開始時点で出席者数がなんと76名、本年6月の東北会定期総会の出席者数を上回る多くの先生方にご出席いただき、一瞬、「臨時」であること疑ってしまうほどでした。尾形東北会会長の挨拶、来賓としてお越しくださいました協会本部の関根会長のご挨拶の後、諸事情により急遽ピンチヒッターとして議長となった当県会植村先生の非常にスムーズな議事進行により、報告事項2件、審議事項2件が原案通り承認可決され、無事に終了しました。

 臨時総会に続いて、隣接地域会との交流会が行われました。本交流会においては当初、北海道会会長の富樫先生を始めとする北海道会会員の先生方にもお越しいただく予定となっておりました。しかし、前日6日未明に発生した北海道胆振東部地震の影響により、残念ながら北海道会の先生方の出席は叶いませんでした。今もなお余震、避難生活が続く北海道地域に一日でも早く普段通りの生活が戻ることをお祈りすると共に、次回の交流会においては多くの北海道会の先生方が東北の地にお越しいただけることを楽しみにしております。

 交流会は、尾形東北会会長の歓迎の言葉で始まり、東京会よりお越しいただきました淺井会長のご挨拶の後、協会本部関根会長による本部会務報告が行われました。さすがに協会会長、限られた時間の中で要点を的確に捉えたお話で、時間通りに会務報告は終了しました。

 つぎはいよいよ記念講演です。講師には山形県ご出身であり、山形大学国際事業化研究センターのセンター長でもあります小野寺忠司先生をお招きし、「破壊的イノベーションと地域創生」という演題でご講演をいただきました。小野寺先生は、民間企業にお勤めになられていた時代、主にPC関連の商品開発に携わり、日本のみならずアメリカ全土を飛び回り、多くのヒット商品の企画・開発を手掛けてこられました。そんなご自身の経験も交えながら、世界的企業と日本の企業とは何が違うのか、なぜ日本からは世界的な起業が生まれにくいのか等について、地域の抱える課題にまで論点を掘り下げてお話しくださいました。また、現在行っている山形大学あるいは東北地区の大学協働による、地方創生の担い手となる「ローカル人材」・「グローバル人材」の育成のための活動についてもご紹介くださいました。

 小野寺先生のお話を拝聴し、今後益々ビジネスモデルが変化していく時代において、その変化に対する柔軟性と、リスクを恐れることなく、新たなアイディア・価値を生み出していこうとチャレンジする姿勢というものが求められるのだということを強く感じました。

 小野寺先生の記念講演をもって、隣接地域会との交流会は、一時中断し、温泉タイム、そして皆さまお待ちかねの大懇親会へと続くのでした・・・。


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