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 東北CPAニュース

地域会会長会議の報告

東北会会長 尾形 克彦

 地域会会長会議の報告に先立ちまして、9月15日(土)宮城県の最大有力紙である河北新報朝刊25面(社会欄)に掲載されました下記の記事について、ご報告いたします。

 見出し <特区保育園不明朗会計> 顧問会計士が監事を兼務 1年以上違反状態続く

 本文の一部内容「仙台市が国家戦略特区の活用で整備した保育園で、園を運営する社会福祉法人と顧問契約を結んでいる市内の会計事務所の男性経営者が、開園から1年以上法人の監事に就任しており違反状態にあった」との記事です。

 それを受けて、東北会執行部として、当該法人のHP、仙台市HP「社会福祉法人現況報告書」から監事を特定、当該監事・顧問会計士が公認会計士でないことを確認し、河北新報社に対して、次の内容で申入れを行いました。

 平成30年9月15日貴紙25面に掲載の「仙台・特区保育園 顧問会計士が監事兼務 7月辞任1年以上違反状態」の記事について、申し上げます。

 本文においては、「市内の会計事務所の男性経営者」「法人と顧問契約をしている会計事務所の男性経営者」等の表記となっておりますが、当方での調査により、当該監事が公認会計士でないことが明確となっております。

 一般的に、「会計士」は「公認会計士」であることから、本掲載記事の「会計士」の表記は、読者に対して「会計事務所の男性経営者」が「公認会計士」であるとの誤解を生じさせるものであり、公認会計士の信用を著しく傷つけるものであります。

 ご承知のとおり、平成29年度より社会福祉法人においては公認会計士監査が制度化(段階的導入)されており、尚のことであります。

 従いまして、ご確認のうえ、早急に、「当該監事が公認会計士ではない」ことを、明確に表記・訂正していただくよう強く申入れ致します。

 <仙台市特区保育園不明朗会計>に関連記事は、9月14日~20日まで6回掲載されております。

 上記20日の掲載記事をもって、会員皆様の傷つけられた信用が全面的に回復されたとは、到底考えられませんが、「公認会計士ではない」ことが明確になったことについては最低限「良し」としたいと思います。

 本件は、「会計士=公認会計士」の認識が薄く、極端に言えば「会計士=経理・会計に携わる人」程度の一般認識であることが判明されたものとも言えます。したがって、これまでも「公認会計士」の認知度向上に努力してきたはずですが、今後は、マスコミ関係者へのPR・啓蒙も含め、更なる努力が必要であることを実感させられた事件であったと感じております。

 会員の皆様にも、今回の件を糧に「公認会計士」を更にアピールしていただくようお願いして、本件対応の報告と致します。

                                   

 さて、本題の報告です。地域会会長会議は、理事会の前日に開催され、協会本部と地域会との重要なコミュニケーションの場となっております。今回は8月と9月開催分の報告となります。

【平成30年8月21日(15:00~17:30)(協会本部)】

  1. 公認会計士社外役員ネットワーク特別セミナーについて

    11月22日(水)「ガバナンス改革は形式から実質へ-企業価値向上に資する独立社外役員の役割-」のテーマでセミナーを開催する。

  2. 第41回(2020年)研究大会開催地域会募集について

    11月15日(木)の地域会長会議で立候補へ選出を行う。

  3. 本部・地域会人事の一体的な運営に向けての検討について
    1. 地域会職員の給与計算事務本部集約化
      地域会事務局の業務負担軽減。協会全体での業務効率化を図るため、共通の給与システム、勤務管理システムを利用して、地域会職員の給与計算事務の本部で実施する準備を進めている。
    2. 就業関連の規程の標準化
    3. 人事評価について
  4. 各地域会からの近況報告…各地域会会長から、6月・7月の活動状況について報告があった。

【平成30年9月12日(徳島)】

  1. 倫理研修の開催について
    1. 企画趣旨
       倫理研修については、これまで倫理規則等の規定の解説を中心としたものが多く、特定の事案における会員の職業倫理の不十分さを規定に照らして具体的な説明するような研修を行うべきとの意見が出されている。そのため、会員が自らの立場に置き換えて職業倫理を考えることができるような研修を企画することとしたい。
    2. 研修計画
      ①研修テーマ…職業倫理を体感する~あなたならどうする!~(仮称)
      ②研修形式…ビデオ教材を用いたディスカッション形式。
      ③想定受講者…全ての会員(監査人、組織内会計士(取締役等の役員を含む。)など)
      ④研修日程 …2018年12月~2019年2月頃「False Assurance」のビデオを用いた研修
  2. 女性会計士活躍の更なる促進のための目標設定及び女性会計士活躍促進の好循環に向けた取組のお願い案について
    • 現在女性人数比率14.7%を踏まえ、2030年までの協会本部の長期的な目標として、会員・準会員に占める女性人数比率を20%へ上昇させることを一つ目のKPIとして提案する。
    • あわせて、本部及び各地域会の中期的な目標として、本部及び各地域会の役員選挙(2019年、2022年など3年ごとに実施予定)における女性立候補者に関して、段階的に女性比率を高めることを二つ目のKPIとし、各地域会においても地域会の実情に応じ設定することのご検討をお願いしたい。
  3. 各地域会からの近況報告…各地域会会長から、8月の活動状況について報告があった。

以上


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