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 東北CPAニュース

東北大学公認会計士制度説明会2017レポート

後進育成委員会委員 大内 祐貴

 去る平成29年7月12日(水)、東北大学において日本公認会計士協会東北会と東北大学会計大学院の共催で、公認会計士制度説明会を開催しました。

 説明会は、大学1年生を対象とした会計学入門の講義内で行われ、東北大学川内北キャンパスの大きな講義室は200名程度の学生でほぼ満席、熱気に満ちた状態でした。

 説明会はまず、日本公認会計士協会東北会の今江光彦幹事の挨拶から始まりました。会計士という仕事を知っている人、という質問を投げかけると半分以上の学生が挙手をし、徐々に認知度は上がってきていると感じました。挨拶の中で会計士を企業の医者にたとえ、わかりやすく仕事の説明をされました。この今江幹事の言葉に多くの学生がメモをとっているようでした。

 続いてPRビデオ「公認会計士ってなんだ」の上映を行いました。このビデオは3人の女性会計士がバーのカウンターで公認会計士についてドラマ仕立てで説明する形式のものであり、「監査法人勤務」、「組織内会計士」、「コンサルタント」という公認会計士の3つの働き方についてテンポ良く説明していました。従来のものとは違った形式で、随所で笑いがあり、大学1年生という若い年代に非常にあった内容だと感じました。

 その後、昨年の会計士試験合格者である野崎健準会員より、「合格体験談・実務に携わって感じたこと」というテーマでお話ししていただきました。野崎健準会員は、前職の経験や公認会計士を目指すきっかけとなった先輩との再会、棚卸立会や実査など実務の話について、一人ロールプレイングを交えながら、話していました。具体的な内容とその演技力に、学生も集中して耳を傾けていました。

 次に東北大学会計大学院の青木雅明教授より、会計大学院についての紹介がなされました。「若いみなさんには選択肢が無限にあるが、残りの人生わくわくすることを見つけてほしい。自分を一生磨き続け、高めることができる会計士という仕事を選択肢のひとつとして考えてもらいたい」との熱いお言葉が送られました。

 そして質疑応答として、今回は事前に学生から質問を募集し、それに対しての回答をお話しするという形式を試みました。「公認会計士や税理士などは独学で試験合格することは不可能でしょうか?」「公認会計士になるとデスクワークばかりですか?公認会計士の仕事で1番やりがいを感じることはなんですか?」といった質問が事前に寄せられ、蒲倉宏明委員が中心となり、今江光彦幹事が付け加えるという体制で回答していきました。「公認会計士になるための勉強は何をどれくらい行っていたか」という質問もありましたので、野崎健準会員や私の受験時代のお話をさせていただきました。

 最後に締めくくりとして、今江幹事より、「学生時代に会計士の勉強をすることはノーリスクであり、たとえ勉強を途中でやめることになったとしても、就職すればいつかは会計知識を求められる時が来るから、勉強に費やした中身と時間は無駄ではない」というお話がありました。何名かの学生が終了後も勉強の仕方や会計士の就職について質問をするなど、学生のモチベーションも高まったのではないでしょうか。

以上


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