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福島県会研修会「社会福祉法人・施設の指導監査について」(平成29年6月2日)

福島県会 渡邊 さやか

 平成29年6月2日(金)に平成29年度日本公認会計士協会福島県会研修会が行われました。同日15時半より、福島県保健福祉部福祉監査課主任主査の会田貴之氏をお招きし、約1時間半にわたって「社会福祉法人・施設の指導監査について」という演題にてお話しいただきました。

 社会福祉法人については、言わずもがな業界でのトピックであり、我々会計士にとって大変関心が高い論点ですので、会員全員が積極的に受講しておりました。特に本研修は福島県の社会福祉法人・施設の運営指導や監査の現状をお聞きする大変貴重な研修内容でしたので、福島県会の会員にとっては今後の監査業務に非常に有益な情報を得る機会であったと感じております。

 研修は大きく三部構成に分けて実施いただきました。一つ目は「監査の根拠法令等と県監査要綱概要」ということで、福島県社会福祉法人・社会福祉施設運営指導及び監査実施要項に基づき、福島県の運営指導・監査の基本方針やその内容につきご説明いただきました。

 二つ目は「平成28年度社会福祉法人及び社会福祉施設 監査結果」として、福島県内の社会福祉法人等の監査の実施結果やその指摘事項を中心にご説明いただきました。

 三つ目は「平成29年度社会福祉法人及び社会福祉施設 運営指導・監査方針」ということで、福島県における平成29年度の監査重点項目などをご説明いただきました。

 ご承知の通り、社会福祉法が改正され、一部の社会福祉法人につきましては今年度より公認会計士監査が導入されます。そして、監査対象となる社会福祉法人は今後拡大していくことが想定されております。このような状況下において、我々公認会計士の担う役割は大きく、またこれは会計監査業務だけではなく、例えば、社会福祉法人の監事については公認会計士や税理士の資格を有する者が望ましいとされており、社会福祉法人の機関の一部を担う可能性もあります。さらに法定監査を見据えた任意監査や内部統制支援、社会福祉充実計画の確認といった業務も想定されます。

 本研修は我々公認会計士にとっては非常に重要かつタイムリーな研修でありましたので質疑応答も積極的に行われ、研修終了後も多くの会員が会田氏に質問等させていただきました。

 多くの会員は福島県で活躍する機会が多く、福島県内の社会福祉法人の監査の状況を具体的にお聞きすることができ、私自身も今後どのように仕事に繋げていくことができるか大変明確になったと感じております。

 福島県は震災以降、様々な特殊論点もありますので、改めて福島県の一員として私自身役に立てる存在になるよう日々精進しなければと感じた研修会となりました。
講師を担当していただきました会田氏にはこのような有意義な機会をいただきましたこと、改めて御礼礼申し上げます。


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