小ヘッダ1

 東北CPAニュース

第51回定期総会報告

広報及び業務充実委員会 副委員長 星 伸之

平成29年6月20日(火)午後2時30分より、ホテルメトロポリタン仙台4階「千代」において、日本公認会計士協会東北会(以下、「東北会」)第51回定期総会が開催されましたので、その模様をお伝えします。  定刻となり、綿貫一子東北会副会長による開会宣言がなされ、赤石雅英東北会幹事の司会進行により定期総会がスタートしました。

 まず、尾形克彦東北会会長、来賓の財務省東北財務局長中田悟様並びに関根愛子日本公認会計士協会会長(以下、「関根会長」)よりご挨拶を頂きました。この中では、特に昨今の海外グループ会社の会計不祥事を受けて、国際的人材の育成が必要であり、そのためには、金融庁と日本公認会計士協会との連携が重要であるとの発言が目新しかったと思います。

 続いて、報告事項として、齋藤慶則東北会副会長より第51事業年度の事業及び会務報告が、尾形克彦東北会会長(以下、「尾形会長」)より第51事業年度「臨時総会」の開催についての報告がそれぞれありました。

 この報告を受けて、会員の中から東北CPAニュースに関する苦言が呈され、東北CPAニュースを担当する広報及び業務充実委員会に対しての叱咤激励がなされました。今回の定期総会には都合により参加できなかった広報及び業務充実委員会の古川直磨委員長に報告したうえで、今後の検討課題とさせて頂きます。

 なお、審議事項では、峯岸進一東北会幹事(以下、「峯岸幹事」)により、第51事業年度財務諸表等の説明がなされ、小原隆平監事により監査報告が行われ、続いて、第52事業年度の事業計画(案)、正味財産増減に係る予算書(案)並びに資金調達、設備投資及び特定資産に係る予算書(案)の説明が尾形会長及び峯岸幹事よりそれぞれあり、いずれも原案通り承認可決されました。

 その後、新会員の紹介により、山形県会と宮城県会に転入ないし入会した方々のうち2名の挨拶がありました。うち1名は異色の経歴の持ち主ということもあり、当初の予定を押すほどの熱のこもったスピーチとなりました。お二方とも緊張されたと思いますが、堂々たる態度でした。お疲れ様でした。

 最後に高橋宏和東北会副会長より閉会が宣言され、第51回定期総会は無事閉幕しました。

 ここでいったん休憩があり、その後関根会長より本部会務報告がなされました。

 本部会務報告の内容としては多岐にわたりましたが、主な内容は以下の3点でした。

 まず、公認会計士監査の信頼回復・向上です。やはり、世界的規模の企業による会計不祥事による、証券市場のインフラの一部としての公認会計士監査の信頼性が揺らいだ影響は大きいため、監査法人ガバナンスコードに基づき大規模監査法人の監査強化に取り組まなければならないということでした。

 次に、多様な領域での公認会計士としてのインフラ構築への取り組みです。新たに一定規模以上の社会福祉法人や医療法人が法定監査の対象となったこともありますが、従来ややもすると焦点が当てられていなかった領域(例えば、中小企業や租税)にも利害関係者の声に耳を傾けながら、対応を検討する必要があるとのことでした。

 最後に国際性・多様性に富んだ人材の確保です。公認会計士の魅力をより向上させる必要があるとのことで、これは関根会長自身が女性であるということは別として(と何度も強調されていましたが)、女性が活躍できる業界にする必要があり、そのためのワーキンググループも立ち上げたとのことでした。また、関根会長自身としても、公認会計士業界の魅力を発信するために業界内外で多くの講演を行っていらっしゃるようです。

 当該報告の後、「会員の声を聞く会」として会員3名が関根会長に直接質問や意見を発しました。内容としては、社会福祉法人や医療法人の法定監査対象が年度ごとに拡大していく方針についての今後の展望、中小監査法人に対する公認会計士協会による品質管理レビューの在り方、並びに現在の東芝の監査状況といったものであり、会員にとって非常に興味深い内容でした。いずれについても関根会長は真摯に対応されていたのが印象的でした。

 その後会場を移して多くの来賓をお招きした懇親パーティーが、まだ日が明るい中行われました。今年も、奥山恵美子仙台市長を始めとした、普段なかなかお目にかかれない来賓の方々と親睦を深めることができ、また、会員同士の交流も盛んに行われ、会員の皆様におかれましては非常に有意義な時間を過ごすことができたことと思います。

 現状、公認会計士を取り巻く環境は変化し続けていますが、東北会定期総会に参加することで、そのような環境変化に対して東北会としてどのような活動がなされているのか、また、本部としてどのような展望をもっているかなどを知ることができますし、懇親パーティーでは、普段お目にかかることのない方々と接することができる良い機会となりますので、今年参加が叶わなかった会員の皆様におかれましては、来年は万障繰り合わせのうえ、奮って参加して頂ければと思います。


≪ 目次へ このページのTopへ 次へ ≫